【よくある質問】チェーン店と街の自転車屋さんどっちがいいの?2022.06.01
街中の小さな自転車屋さんって何か入りにくい雰囲気がありますよね。自転車に限った話ではなく、ご飯やさんでもやっぱりチェーン店の方が私も入りやすいと思いますから。そこで買うと決めていなければ、「高いんじゃないか」「売りつけられてしまうんじゃないか」「何も買わないでお店を出たら悪いんじゃないか」なんて考えてしまいますよね。
でも、ずっと長くその地域で商売が続いているということは、多くの人に支持されているはずですし、万が一いい加減な商売をしていれば絶対に長く続けることはできませんから、本当に良いもの、本当に良いサービスを基準に商売をするはずです。
さて、チェーン店と街の自転車屋さんでどちらも得意不得意な点があります。最終的にどちらがいいのかは、利用するお客様が決めればいいのではないかと思います。
最近では、個人商店が少なくなり、大型のチェーン店がどんな商売でも増えてきましたが、まずチェーン店の良さは分かりやすい点では品揃えでしょう。町の小さな自転車屋さんは限られた店内スペースの理由もありますが、品揃えの数ではチェーン店には到底及びませんね。
街の自転車屋さんは、「本当に良いものを教えてほしい」といった場合には、とても頼りになるはずです。商品に関する知識だけでなく、そのお店や店主のカラーによって深い知識を持っている自転車屋さんばかりですから。また、困ったとき、故障したときなど、万が一の際にとても頼りになって小回りの効くお店と言えば、街の自転車屋さんですね。
買うのはチェーン店、修理は街の自転車屋さんでもいいでしょう。「他店で買ったものでも修理します」というお店がほとんどでしょうが、やはり自転車屋さんも人ですから「ウチで買ってくれた自転車」には特別な思い入れがあるはずです。修理は、人の手による技術作業である上に、作品やものづくりと似ていて「何とかして直してあげたい」という情熱や気持ちを込める作業ですから、パンク修理くらいなら誰がやってもさほど違いは出ませんが、複雑で難しい修理ほどお店によって、人によって違いが現れるものです。
頼りになる自転車屋さんと巡り合う際の参考になれば幸いです。