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自転車修理を自分でする方法を解説|パンク・チェーン、必要な工具と手順2024.03.29



自転車は、小さい子供からご年配の方まで幅広い層の人たちが使っている身近な移動手段です。そのため、自転車が故障して修理が必要になった経験を、大部分の方が1度ぐらいしたことがあるでしょう。そのとき、「自分で修理できたらな」と考えた方は少なくないはずです。

実は、自転車の修理は、工具が揃っていれば自分でできるものも少なくありません。

そこでこの記事では、自転車修理を自分でする方法をご紹介します。特にパンクとチェーンが外れたときの修理方法は、必要な工具や手順なども詳しく説明するので、自転車の修理が必要になったときは参考にしてみてください。

 

自転車でよくある故障内容

自転車でよくある故障内容は以下の4つになります。

・タイヤのパンク

・チェーンが外れた

・鍵が開かない

・各種パーツの故障(ブレーキなど)

それぞれの故障内容を以下で詳しく説明します。

タイヤのパンク

チェーンは自転車に乗っているうちに徐々に劣化して伸びていくと、外れやすくなってしまいます。頻繁にチェーンが外れるようになってしまったら、チェーンの交換が必要です。

自転車の故障で最も多いのが、タイヤのパンクです。自転車に乗っている方なら1度ぐらいはパンクを経験したことがあるでしょう。
パンクの主な原因は次の通りです。

・釘など尖ったものが刺さる
・チューブに穴が開いた
・リムテープが劣化し穴が開く
・タイヤが摩耗した

この中で最も修理が簡単なのが虫ゴムの劣化です。虫ゴムを交換して空気を入れるだけなので、誰でもすぐにできます。

チェーンが外れた

チェーンは自転車に乗っているうちに徐々に劣化して伸びていくと、外れやすくなってしまいます。頻繁にチェーンが外れるようになってしまったら、チェーンの交換が必要です。

 

チェーンの清掃方法

チェーンの汚れやサビはチェーンが外れる原因になるので、定期的にチェーンの手入れをるすようにしましょう。

  1. 泥などの大きな汚れをブラシなどで落とします。
  2. チェーンにパーツクリーナーを吹きかけて布で優しく拭き取ります。
  3. 最後にチェーンオイルを塗り、余分な油分を布で優しく拭き取ります。

 

鍵が開かない

鍵が開かなくなってしまう原因は、鍵そのものか本体に何らかの異常があらわれたからです。鍵の異常は、曲がってしまったり一部が欠けてしまったりがよくみられます。スペアキーがあれば問題ありませんが、スペアがない場合は鍵本体を交換しなければなりません。

鍵本体の異常は、鍵穴の変形や異物詰り、錆びなどが考えられます。異物が詰まっている場合は取り除き、錆びの場合は浸透潤滑剤を吹きかけ錆を拭き取れば鍵が開くようになる可能性があります。鍵穴が変形してしまった場合は、鍵本体を取り外して交換するしかありません。

各種パーツの故障(ブレーキなど

自転車のブレーキやライトの故障もよくある故障です。

ブレーキは、ブレーキシューが摩耗しているかブレーキワイヤーが伸びている可能性などが考えられます。

ブレーキシューは消耗品で、すり減ってしまったら交換するしかありません。ブレーキワイヤーが伸びている場合は、わずかならアジャスターを回して調整できます。しかし、アジャスターで対応できない場合は、ワイヤーを貼り直すしかありません。

自分でできるパンクの修理方法と必要な工具


タイヤのパンクには、いくつか原因が考えられます。最初にパンクの原因を突き止めなければいけません。

パンクの原因の確かめ方と修理方法を紹介します。

パンクの原因を確認する方法

タイヤを見る

まずタイヤを見て穴が開いていないか確認してください。もし釘が刺さった程度の小さな穴が開いていた場合は、チューブを修理すればタイヤはまだ使えます。しかし、タイヤに大きめの穴や亀裂があったときは、タイヤ自体を交換しなければなりません。

バルブを確認する

タイヤに異常が認められなかったら、空気を入れる部分のバルブをチェックしてください。バルブを開け空気入れで空気を入れてみて、入れば問題ありません。
もし、空気がはいらなければ、バルブを抜いてみてください。バルブに被せてあるゴム(
虫ゴム)が破れていたり穴が開いていたりしている場合は、虫ゴムを交換して空気が入れば修理完了です。

チューブを確認する

必要な工具類:タイヤレバー
タイヤにもバルブにも問題がなかった場合は、チューブを確認します。

1. バルブについているキャップを外してバルブを抜きます。
2. タイヤからチューブを外すためにリム(タイヤの金属部分)とタイヤの間にタイヤレバーを差し込みます。
3. もう1本タイヤレバーを1本目に差し込んだ部分の反対部分(差し込んだ2本のタイヤレバーがタイヤの直径になるように)に     差し込み、タイヤの周りを1周させます。
4. タイヤとリムの間からチューブを引っ張り出し、釘などが刺さっていないか確認します。釘などが刺さっていたらそこをマーキングしておきます。
5. チューブにバルブを差し込んで空気入れで少し空気を入れます。
6. 洗面器などの容器に水を入れます。
7. 水の中にチューブを浸けて、チューブから空気が漏れている部分がないか確認します。空気が漏れている部分がわかったら、その場所をマーキングしておきます。

これでパンクした原因の確認作業は終わりです。初めての方は、チューブを引っ張り出すのが少し難しいかもしれませんが、慣れればわりと簡単に引っ張り出せるようになります。

 

パンクの修理方法

必用な工具類:紙やすり、ゴムのり、パッチ

  1. 穴が開いている周囲を紙やすりで擦ります。紙やすりで擦る範囲は後で貼るハッチよりも少し広めにします。
  2. 擦って出たチューブのカスを拭き取り、擦った部分にゴムのりを塗り、10分ほど放置して乾くのを待ちます。
  3. ゴムのりが乾いたらパッチの裏面からシートを剥がして、修復部分に貼ります。
  4. タイヤレバーやハンマーなどで叩いて、チューブとパッチをしっかり圧着させます。
  5. チューブに空気入れで軽く空気を入れてみてきちんと入るか確認します。
  6. 空気漏れが無かったらパッチの表面のシートを剥がして、チューブを水の中に浸して空気漏れがないか確認します。
  7. 空気漏れがないことを確認したら空気を抜き、チューブがねじれないように注意しながらタイヤの中に戻します。このとき、リムの内側にあるチューブ保護ゴムがよじれていないか確認します。チューブ保護ゴムのよじれは、チューブの破損の原因となるからです。
  8. タイヤをもとの位置に戻してバルブを差し込み、空気を入れればパンク修理完了です。

自転車のパンク修理キットは100円ショップにも置いてあります。

パンク修理は、1回やれば2度目からは簡単にできるようになります。とにかく、自分で1回やってみることが大切です。


自分で修理できるチェーンの修理方法と必要な工具

自転車のチェーンの不具合で一番みられるのが、チェーンが外れてしまうことです。チェーンが外れてしまう原因は、チェーンの汚れや転倒による衝撃、チェーンが劣化して伸びてしまったことなどがあげられます。

チェーンが外れてしまったらすぐに漕ぐのをやめてください。チェーンが切れたり変形したりすることにつながります。

前側のギアからチェーンが外れてしまったときに自分で修理する方法

必要な工具類:手袋
チェーンを素手で触ると手に油がつくので、できれば手袋や軍手などを着けてチェーンに触るようにしましょう。

1. チェーンが内側に外れた場合は最も小さなギア、チェーンが外側に外れた場合は最も大きなギアに変速機を操作します。
2. 前側のギアにチェーンをかけます。
3. チェーンがギアにしっかりかかっているのを確認したら、ペダルをゆっくり逆方向(反時計回り)に回して、チェーンをすべてギアに乗せれば修理完了です。

 

後側のギアからチェーンが外れてしまったときに自分で修理する方法

後側のチェーンが外れることは稀で、変速機のセッティングに問題があるケースが多いです。自転車屋に持って行って点検してもらうことをおすすめします。

  1. チェーンが外側に外れてしまった場合は最も小さなギア、チェーンが内側に外れてしまった場合は最も大きなギアに変速機を操作します。
  2. チェーンが外側に外れてしまった場合は最も小さなギアにチェーンをかけ、チェーンが内側に外れてしまったときは最も大きなギアにチェーンをかけます。
  3. ペダルを前方向(時計回り)にゆっくり回して、チェーンがすべてギアに乗れば修理完了です。

 

自分で修理するのが難しい場合は自転車屋にお願いしましょう

自分で修理するのが難しいと思ったら、自転車屋に持って行き修理を頼みましょう。無理に自分で修理をすると、安全性が低下してしまう可能性もあります。

当店は「お約束します!全力!お客様が笑顔になるまで直します」という信条のもと、自転車の修理を格安で承っております。

自転車組み立て工場として長年培ってきたスピードや正確性により、業務の効率化に努め、人件費の大幅カットにつながっています。その結果、修理価格も大幅にカットでき、低価格で修理させていただけるようになりました。

部品交換よりも修理に特化し、修理に使う部品も低価格で仕入れて提供させていただいております。また、リピートのお客様には、リピート割でさらにお安く修理可能です。

アフターサービスにも力を入れており、他店にはないサービス力でお客様を笑顔にする技術があると自負しております。

他店で修理不能と言われたものでも、当店では大部分修理可能でしたので、お問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。


まとめ

自転車のパンクやチェーン外れを自分で修理する方法を紹介しました。起こりやすい故障は、自分で修理できると便利です。パンクやチェーンの外れなどは慣れてしまえば、誰でもできるようになります。また、定期的に自転車屋にメンテナンスをお願いすれば、大きな故障を防ぐことにつながります。

自分では修理ができないと思ったトラブルは、当店にお任せくださいませ。格安料金で他店にはないサービスを提供させていただいております。少しでもお困りのことがありましたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせいただくか、当店までお電話くださいませ。