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【修理事例】折畳自転車 タイヤ交換 ブリヂストン スニーカーライト2022.08.21

ブリヂストンの折畳自転車・スニーカーライトの修理です。

【お客様からの相談及びオーダー内容】
タイヤ交換 前後
車輪ハブのグリスアップ(オーバーホール)

【作業内容】
タイヤ交換 前後 新品交換
(シンコー/ゴールデンボーイ 18×1.5)
車輪ハブのオーバーホール

【作業時間】
30
即日仕上げ・即日お返し

【車両情報】
購入時期 不明
使用期間 不明
種別 折畳自転車
メーカー ブリヂストン
車種 スニーカーライト(18インチ)

下の写真のように、タイヤの溝がなくなったら早めのタイヤ交換をおすすめしています。

後タイヤはさらにツルツルです。(下の写真)
タイヤが減って劣化したまま自転車に乗っていると、突然パンクやタイヤのバーストで危険な面に合ったり、自転車本体が痛みやすくなり自転車の寿命に影響を及ぼすこともあります。タイヤは人間に例えるなら足ですから、足腰が脆弱であれば身体全体の調子に影響を及ぼすこともあるのと同じです。

今回お客様がついでにということで、前後輪のハブのグリスアップまで依頼をいただきました。この様なご依頼は大事に乗りたいというお客様の気持ちがダイレクトに伝わってきます。
車輪の中心部が真っ黒になっています。(下記写真を参照)
グリス(油)切れになってはいませんが、グリスが古くなっているのが一目で分かります。
この様なグリスアップ(OH)には、どんな効果があるのか?
自転車の車輪軸の部分を人に例えた場合、足の骨や膝軟骨、コラーゲンと同じ部分です。人は適度な運動や食事(栄養補給)、休養などで身体を再生させる能力がありますが、自転車には自然再生の能力はありません。しかし、メンテナンスや修理によって再生することが可能です。
古くなってしまったグリス(人間なら軟骨やコラーゲンの部分)は役割や効果が激減します。
自転車を大事に乗る、そして良いメンテナンスをすると、20年も30年以上も乗ることができます。いい自転車は大切に乗るといつまでも乗れます。いい自転車に寿命はありません。
まさかと思いますか?ぜひ良質なメンテナンスを試してみてください。
自転車のメンテナンスなんてと思う方、確かに面倒かもしれません。自転車屋に行く時間だってもったいないかもしれません。でも、しっかりメンテナンスして長く乗ると、自転車にかかるお金は何倍も節約できます。
まだ、まさかと思いますか?!

古くなったグリスはふき取り(下の写真、車輪の一番中心部)
透明のプラスチック(スポークプロテクター)は交換

車輪軸を分解すると(下の写真)
小さな玉がベアリングです。
ベアリングは少し傷んでいました(虫食い状態)
傷んだ原因は、古くなったグリスにあります。
もちろん傷んだベアリングは新品交換です。
ベアリングは人間なら軟骨ですから、これで軟骨がほぼ蘇ったということです。


タイヤも前後真新しくなりました。
自転車の足回りは完ぺきにほぼ新車に蘇ったと思います。
また参考にしていただければと思いますが、
「先日他店でタイヤを交換してもらったんだけど、どうも調子が悪くなった」
という相談がよくありますが、タイヤは新しくなったけれど足回り全体は悪くなった、この様なことが理由かもしれません。
タイヤを交換する際は、足回り全体のチェックを怠らないことが大切です。
何か参考になれば幸いです。


今回使用したタイヤは、純正品と同じ18インチ太さ1.5インチです。
あまり見ないタイヤの在庫も出来る限り揃えていますので、即日仕上げが可能です。

【参考料金】
タイヤ 1,200円×2本
チューブ 1,200円×2本
工賃 3,000円
OH 1,000円〜
※料金はご依頼当時の金額です。
※お電話での見積もり依頼は、自転車の状態が分からないためお応えできない場合があります。お手数ですが、出来るだけ店舗まで自転車持込にてお願いします。