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「サイクルリノベーション」自転車に”リノベーション”という考え方を。2023.11.17

修理とリノベーションの違いは?メリットやデメリット、こんな方におススメします。

※「サイクルリノベーション」とは、野火止ベースがお客様から修理のご依頼ご相談をいただく中で使用している造語です。

【修理(リペア)とリノベーションの特徴】

■修理(リペア)

リペアは英語で「repair」と書き、「修理」「修繕」と訳されます。損傷した場所や不具合が起きた場所の部品を交換して、「使用することができない状態のものを使用可能な状態にまで戻すための作業」と考えると分かりやすいでしょう。

■リノベーション

リノベーションは英語で「renovation」と書き、日本語では「革新」「刷新」「修復」の意味です。日本では、主に住宅やマンションなど古くなった建築物を改修工事して新たな価値を生み出すという意味合いで使われています。修理(リペア)が使用不可の状態を使用可能な状態に戻すことなのに対し、リノベーションは使用可能な状態に+αを加え、新しい価値を生み出す作業です。


【修理とリノベーションの違いは?】

野火止ベースが考えている修理とリノベーションの違いについて詳しくご説明します。

■作業の繊細さが違う

作業の繊細さやキメの細かさは、修理よりもリノベーションの方がワンランク上となります。修理は、主にタイヤやブレーキゴムなどの消耗部品の交換のみです。
一方、リノベーションでは、タイヤ交換の際に車輪の回転軸まで分解し、自転車構造からリフレッシュさせて走行性能まで大幅に回復させます。たとえば、自転車が今までよりも軽くなったと感じるように・・・

■回復度合いや性能に違いが出る

修理での目的は、走行できなくなった自転車を「走行できる状態にまで回復させる」ことです。一方のリノベーションは、さらに奥深く入り込み「より性能回復させて長く乗れる状態まで蘇らせる」という点も重要となり、修理とリノベーションの大きな違いです。


【修理のメリットとデメリット】

■修理のメリット

費用を抑えられることや作業時間が短いことが挙げられます。

■修理のデメリット

修理は、「自転車を走れる状態まで回復させる」ことが目的ですので、性能回復や蘇らせるという点では難しいのがデメリットです。一部の部品を交換しても半年後には別の場所の劣化や損傷が進み、また修理が必要になる可能性があります。


【リノベーションのメリットとデメリット】

■リノベーションのメリット

新車に買い替えるよりも安く済ませることが可能な場合が多いように感じます。修理に比べて細かい部分まで丁寧な作業により性能回復を施しますので、快適に長く愛車に乗り続けることが可能です。自分好みのデザインや利便性を考えてカスタムするなど、自由度が高い点もメリットです。また、思い入れのある愛車を蘇らせて乗り続けることも可能です。

■リノベーションのデメリット

劣化や損傷が特に激しい場合は、新車への買い替えの方が費用を抑えることができるケースもございます。また、施工期間が長くなる場合もございます。

 

「サイクルリペア」から「サイクルリノベーション」の領域への挑戦。

野火止ベースは、まだ誰もやっていないやり方で未知の領域に挑んでいきます。

野火止ベースは、大手自転車メーカー直属の完成車組み立て工場から誕生した自転車販売修理店です。その特徴を活かし、新車販売修理だけではなく、カスタム、洗車、塗装、オーバーホール、コーティングなどお客様が愛車に長く乗っていただくために役立てる様々なサービスをご用意しております。

 

<サイクルリノベーション事例1>
\ボディーカラーから各パーツまで“フルリノベーション”をさせていただきました/

BEFORE
AFTER

<今回の作業内容(一部抜粋)>
フレーム塗装 ウレタン塗料施工
参考料金¥50,000(税込)
※施工内容や料金は店頭にてお気軽にご相談ください。


<サイクルリノベーション事例2>

BEFORE AFTER
大容量バスケットへ変更
座り心地を重視した大型サドル
余裕のある幅広いハンドルへ変更
凹みもしっかり修正
小傷もコンパウンドで磨きコーティング
タイヤは走行安定性重視で選定

<今回の作業内容(一部抜粋)>
タイヤ BSマイティーロード26×1-1/2 前後 新品交換
グリップ BS製 新品交換
ハンドル ステンレス製プロムナードハンドル 新品交換
サドル 加島大型サドル 新品交換
バスケット 大型 新品交換
3Sシフトグリップゴム 新品交換
ブレーキ関連部品 新品交換
ハブ内部グリスアップ
洗車
塗装磨き
塗装
ガラスコーティング施工
サビ止めコーティング(樹脂系)施工
参考料金¥25,000(税込)