サイクルタイヤも「ちゃんと買い」2021.09.04
■「ちゃんと買い」とは?
TVCMなどでブリヂストンが以前から展開している自動車タイヤの「ちゃんと買い」広告キャンペーンがありますが、クルマにあまり詳しくない人にもタイヤの性能が大きく影響することを分かりやすく伝えています。自転車のタイヤについてもクルマほどではないとしても、整備士として日頃からもっと自転車のタイヤにも選ぶ価値があることをより多くの方に知っていただきたいと思っています。
ということで、サイクルタイヤの「ちゃんと買い」について
「ちゃんと買い」とは、タイヤを価格のみで判断せずに自転車の種類と使用する方の使用環境に応じて最もベストなタイヤを選択することです。タイヤ交換時にただ「価格」が安いから、と新車時よりも質の劣るタイヤを選んでしまうと、自転車の走りの性能を充分に発揮できないばかりか、場合によっては「安全」を犠牲にすることにもなります。タイヤを交換したばかりなのにすぐにパンクしたり、タイヤの寿命が短命になるなど、逆に修理費用がかかり経済的ではありません。
例えば、
軽快な走りが特長のシティサイクルに「走行性能」の低いタイヤを使用すれば当然走りは以前に比べて悪くなります。また安価な電動アシスト自転車には「安定性能」の劣るタイヤが装着されていることが多いですが、「もっと安定性が欲しい」など性能を向上させることは、タイヤの種類を変えることでも可能です。
新車装着されているタイヤ、または今装着されているタイヤを基準として、自分の求めているものを補うことができるタイヤを選ぶと失敗することがないと思います。
野火止ベースでは、ユーザーの使用環境に合わせて選んでいただけるように、それぞれ特徴と個性をもったタイヤをラインナップしています。自転車のタイヤはおよそ3,000キロ〜5,000キロ、2〜3年は使用するものです。快適に自転車に乗れるかどうか、また自転車が長持ちするかどうか、購入後の余計な修理費用の削減にも関係しますので、タイヤ交換時は「ちゃんと」選んでみてはいかがでしょうか?
ご相談などありましたら、ぜひご来店にてお問い合わせください。